ダンノダイラ:八雲ニ散ル花 出雲屋敷篇05

山ノ神遺跡の反対側、第二の鳥見山霊畤と直線で結んだ三輪山の8合目付近にある出雲族の聖地「ダンノダイラ」を訪ねました。 三輪山の南側麓に「十二柱神社」(じゅうにはしらじんじゃ)が鎮座します。 ここは桜井市の出雲地区のほぼ中…

白石の神域:八雲ニ散ル花 出雲屋敷篇04

弓月岳山頂付近にあったという上社「穴師坐兵主神社」、その神域に「白石の神域」と呼ばれる神跡があるというので訪ねてみます。 ネットで調べてみると、出雲族の聖地「ダンノダイラ」への入り口である三輪山の「奥不動寺」から登山で巡…

穴師坐兵主神社:八雲ニ散ル花 出雲屋敷篇03

奈良県桜井市、三輪山の北部に鎮座する「穴師坐兵主神社」(あなしにますひょうずじんじゃ)を訪ねました。 細い道を入り込んだところに駐車場があり、そのそばに「相撲神社」があります。 立派なお相撲さんの石像の先に、 神社があり…

笠山荒神社:八雲ニ散ル花 出雲屋敷篇 02

三輪山の北東、鬼門の方角に『日本第一』「笠山荒神社」(かさやまこうじんじゃ)が鎮座します。 3000年の歴史ある神社で荒神出自の源と伝えられています。 参道は北側と南側にあり、北側には十分な駐車スペースも設けられています…

山ノ神遺跡:八雲ニ散ル花 出雲屋敷篇 01

往古に誕生した葛城・大和王国、その初代大王「天村雲」は、登美家クシヒカタの妹「蹈鞴五十鈴姫」を后に迎えた。 大王は、聖なる三輪山の最初の姫巫女として、その后を指名した。 太陽の女神を祀る彼女の姿は美しく、人々はその神々し…

武水別神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 02

長野県千曲市にやってきました。 水害の被害が気になっていましたが、見た感じは平穏さを取り戻しているように思えます。 目的地を目指す途中、「斎の森神社」がありました。 斎の森神社の創建は鎌倉時代、中世以降は諏訪大明神といわ…

生島足島神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 01

母「沼川姫」の葬儀を終えたタケミナカタは、母のお気に入りだった翡翠の砂利浜に立ち、日の沈む海を眺めていた。 彼は、異母兄弟のクヒシカタが葛城に移り開拓し始めたとの知らせを受けていた。 「儂もこうしてはおれんな」 タケミナ…

ヒスイ海岸で拾った石

これこそ糸魚川の翡翠原石だと、信じて持ち帰ったコイツ。 糸魚川市にあるヒスイ海岸では、頑張ればヒスイの原石を拾うことができるという話です。 頑張ってみました。 これぞ、と思ったひとつ。 しかしこれではよく分かりません。 …

奴奈川神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 00

「のう、姫よ、儂はどうにも其方を好いてしもうたようじゃ。朝から晩まで、姫のことばかり考えておる。 出雲は少しばかりここより遠いが、どうじゃ、儂の元に嫁いでくれんか。」 その遠いという距離を、この男は足繁く通ってくる。 勾…

高山神社

福岡の久留米に「高山彦九郎」氏の墓があるご縁もあり、群馬県太田市の「高山神社」を参拝してきました。 高山彦九郎は、延享4年(1747年)5月8日に上野国新田郡細谷村(現大田氏細谷町)に農家の次男として生まれ、江戸時代中頃…

高山彦九郎の墓

久留米市内の一角に積まれた土盛り。 そこは「高山彦九郎」自刃の地と呼ばれています。 高山彦九郎は江戸時代の延享4年(1747年)5月8日に、上野国新田郡細谷村(現群馬県太田市細谷町)に農家の次男として生れました。 のちの…