天の岩戸(恵利原の水穴):斎王23

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なんと伊勢にも天の岩戸があった!

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てなことでさっそく行ってみましょう。

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伊勢の天の岩戸は、内宮から別宮・伊雑宮(いぞうぐう)へ向かう山道の途上にあります。

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当地の存在は、かなり以前から知っていましたが、立ち寄るのが面倒で今までスルーしていました。

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もっと時間かかるのかと思っていましたが、意外にちょろいな。

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駐車場から10分もかからないくらいで鳥居が見えてきました。

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途中、やせい の イシツブテ が とびだしてきた!
やまみち などに おおく せいそく。きづかずに ふみつけると おこりだすので ようちゅういだ。

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足形とはいったい。。

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天の岩戸、到着!

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水の氣漂う聖域です。

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この奥の水が流れ出る洞穴は、「恵利原の水穴」(えりはらのみずあな)と呼ばれ、名水百選に選ばれています、

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禊の滝の水も、恵利原の水穴から流れ出たもの。

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こちらは手形だそうです。

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少しばかり階段を登ると、

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ありました、洞穴が。

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ほうほう流れでてますな、水が。
名水百選に選ばれてはおりますが、生水を口にすることは禁じられているようです。
まあ、この洞穴には、コウモリなんかいそうですしね。

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さて、お参りを済ませましょうか。

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かしこみかしこみ。

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さて楽勝ムードで引き返そうとしたその時、ん?風穴?

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風穴まで0m!なあんだ、驚かせるない。
いやいや300mやないかい。

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なんと天の岩戸と称されるのは、先程の水が滴る洞穴もそうですが、この風穴の方が本命らしい。

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ま、紛らわしい。
まあ300mくらいなら、登ってあげてもべつにいいんだからね。

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と登っておりましたら、途中で道が別れておりまして、猿田彦の祠300mとあります。
なにこの後出しジャンケン。

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だいぶ日が傾いておりますので、とりあえず風穴に向かいます。

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常世ってきました。

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一気に空気が変わります。

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こわい。

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怖いし、それに暑い。まあまあな坂道に汗が噴き出します。

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すると首吊りロープみたいな蔦が絡まる穴がありました。

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これが風穴、天の岩戸です。

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ひゅるおぉぉぉと冷気が吹いてきそうな穴。

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怖いねん。
奥高千穂の太子ヶ窟に似ている。

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汗は噴き出るけど背筋は凍る、そんなレアな体験ができる素敵スポットです。
怖すぐるので早々に退散します。

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ところでこの岩、

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オロチっぽい。

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ひゃーやっと下界に戻ってきました。

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が、そうだよね、サルタ彦タソルートが残っています。

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やはり行くしかないですか、そうですか。

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木の根道をぐいぐい登ります。
こっちもキチー。

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ところで天の岩戸といえば、日本初のヒキニートあまてらすちゃんタソの引きこもり部屋なわけですが、これって全国にたくさんありますね。

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有名なのは宮崎高千穂なのでしょうが、まあそうか、伊勢はアマテラ聖地なので、あっても良いよね。

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この日は2月終わりの頃なのですが、まさか汗だくになるとは思いもしませんでした。
僕の旅は、しばしば突然登山になります。

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と、再び常世モード。
こっちのみーずはあ~まいよ、とこの世のものではない何かが誘いかけます。

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怖い。怖い。もう桐彦のメンタルは限界よっ!

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そう思っていると、ありましたわ、彦タソ。

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石積みの上に置かれた、小さな祠。

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瑳婁儺秘祜大神、難しい文字が並べられています。
さらにこの札の奥には、實國固遠都御祖大神(みくにのかためおんずおんそおおかみ)?という札が隠れているらしい。
なんじゃそりゃ。

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サルタ彦を祀る一族といえば、言わずもがな出雲族な訳ですが、どうも興玉社といい、出雲のそれは別の流れも感じさせます。
二見の立石浜では、猿田彦は溺死させられていますし。出雲族がそんな伝承を残すでしょうか。

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この石札は後のサンカ・修験の人が残したものでしょうが、伊勢の猿田彦伝承に少し違和感を感じるのでした。

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3件のコメント 追加

  1. 天の岩戸、風穴まで行くと軽い登山ですよね。
    少なくとも私には登山でした(^-^;

    石神さんもそうですが、五条さんの記事を読んでから行きたかったです(笑)
    それにしても、写真が綺麗ですね(*^^)v

    いいね: 1人

    1. 五条 桐彦 より:

      ようやく行くことができました😅ここまでの道のりが遠かった。
      伊勢志摩は良いところですので、登山はさておき、石神さんなどはまた行かれたら良いですよ😊
      その時はおすすめスポットをご紹介します♪

      いいね: 1人

      1. ありがとうございます!!
        その時は、よろしくお願いします(*^^)v

        いいね: 1人

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