沼島:鞘型褶曲

真のおのころ島「沼島」を知りたいなら、クルージングも是非体験するべきです。 しかし僕はこれに参加するか、ギリギリまで悩みました。 沼島のクルージングは、「おのころクルーズ」と称して、地元の漁師さんが手の空いた時間を利用し…

沼島:上立神岩

おのころ神社の裏手を抜けて、上立神岩を目指します。 この道で合っているのか不安になりますが、地図によると、しばらく行けば舗装された道路に出るようなので頑張ってみます。 倒木を避け、蜘蛛の巣を払い、飛びかう虫と格闘すること…

沼島:自凝神社

高天原の神々が、イザナギ・イザナミの男女二神に天沼矛(アメノヌボコ)を授けて命じる。 「漂う国々ををつくり固めよ」 イザナギとイザナミは「天浮橋」に立ち、どろどろの国土に天沼矛を突き刺し、かきまわした。 その沼矛を引き上…

加茂神社・岩戸神社:淡路

今回、淡路旅を決行したのには、当ブログ「偲フ花」にたびたび貴重なコメントをいただいた、「たぬき」さんの存在があったからと言っても過言ではありません。 淡路出身で古代出雲王家の情報通でいらっしゃる「たぬき」さんには、感謝し…

自凝島神社

日本発祥の地「おのころ島」、その比定地のひとつが「淡路島」であるとする聖地を訪ねます。 それは南あわじ市にある「自凝島神社」。 神社に近づくと、高さ21.7mの巨大な鳥居がありました。 この鳥居は「平安神宮」及び「厳島神…

伊弉諾神宮

淡路が偉大な島である根拠の1つ、「伊弉諾神宮」(いざなぎじんぐう)を訪ねてみました。 伊弉諾神宮は兵庫県淡路市多賀にあり、淡路国一宮を謳います。 所在地はかつて一宮町と呼ばれ、それは当社に由来します。 伊弉諾神宮は今も「…

飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社

皇極元年(642年)、世には未曾有の日照りが続き、農作物が枯渇した。 人々は飢えに苦しみ、河原や道端にも死骸が溢れていた。 蘇我入鹿は先に雨乞いの儀式を試みたが、少ししか雨が降らない。 ついに皇極天皇が四方拝して雨乞いを…

風の森神社

葛城の旧高野街道「風の森峠」に素敵な神社があるというので立ち寄ってみます。 そこは名の通り、田園の中に爽やかな風が吹き抜ける場所でした。 ナビを頼りにうろうろしますが、なかなかその場所が見つかりません。 ふと見上げると小…

八千矛山大国主神社

出雲から西へぐぐっと外れ、大田市仁摩町大国の山中に「八千矛山大国主神社」があると云うので、行ってみました。 駐車場らしきところに車を停め、わりと急な坂道を登ります。 猿を見かけたのでついていくと、民家の車庫に入って行きま…

立虫神社・万九千神社

出雲市斐川町、斐伊川沿いにある「万九千社」(まくせのやしろ)は、神在月にお集まりになった八百万の神々が、出雲で最後にお立ち寄りになる神社だと云います。 通称として「万九千神社」(まんくせんじんじゃ)と呼ばれていて、 同じ…

曽枳能夜神社

斐伊川中流を東に進んだところにある「仏経山」、その麓に「曽枳能夜神社」(そきのやじんじゃ)があります。 この仏経山も出雲王家のご遺体が眠る、神奈備である可能性がありそうです。 曽枳能夜神社はこんもりとした杜の丘に鎮座しま…