大野城心のふるさと館

投稿日:

8210005-2018-08-22-16-23.jpg

2018年7月21日、「大野城心のふるさと館」ができましたので、再び足を運んでみました。
「City Museum」とありますので、博物館の体を成しているのだと思われます。
いつの間にかできていた心のふるさと館、「再び」の訪問とあえて記したのには訳があります。
僕は当市の住人ですので、少なからずこの箱物の建設と維持に僕の血税も注ぎ込まれているのであれば、ここは辛口で述べさせていただきます。
ちょっぴり愛情を込めて。

8210002-2018-08-22-16-23.jpg

僕が最初に当館を訪れたのは7月23日でした。
この日は月曜日であり、このふるさと館の定休日は月曜日です。
それは知っていました。
でも堂々のオープンから3日目ですよ、しかも世は夏休み!
さすがに月曜日は定休日だからといって休まないだろう、そう期待しました。
しかしむなしくも、その日ふるさと館は休館だったのです。
いち個人経営者として、そこは頑張って営業して欲しかった。

8210004-2018-08-22-16-23.jpg

当館ではオープニング企画として「顔(THE FACE)展」が開催されていました。
良いと思います。
土偶女子もブームになりつつある昨今、キャッチーでグットな企画です。
九州国立博物館ばりにがんばれ!とは言いませんが、今の時代に、市民も知らぬこんな箱モノを造ったのですから、こいつは大野城市に必要なものだったんだと思わせる運営管理をして欲しいものです。
くれぐれも税金の負債とならないように。

8210008-2018-08-22-16-23.jpg

と、つべこべ考えながら、館内に入ります。
広々としたフロアがありました。
様々なイベントに利用できそうです。

8210010-2018-08-22-16-23.jpg

フロントはまるでホテルのよう。

8210006-2018-08-22-16-23.jpg

1Fの一角に、なんと「昭和の暮らしコーナー」が作られていました。

8210007-2018-08-22-16-23.jpg

昭和はもう、歴史博物館に展示されるくらいに過去のものとなってしまったのですね。

8210029-2018-08-22-16-23.jpg

2Fに上がってみましょう。

8210012-2018-08-22-16-23.jpg

そこには「奴国」の出土遺物を中心に、様々なものが展示されていました。

8210017-2018-08-22-16-23.jpg

が、その数は、博物館を名乗るにはささやかに過ぎる状態です。

8210014-2018-08-22-16-23.jpg

しかし大野城心のふるさと館は、まだ生まれたばかりです。
これから展示物も充実していくことに期待が持てます。

8210015-2018-08-22-16-23.jpg

これら貴重な展示物を、無料で間近に見られるのは素直に嬉しい。
駐車場も無料ですし。

8210018-2018-08-22-16-23.jpg

さらに別の一角では、「大野城」と「水城」の紹介コーナーが大々的に組まれていました。

8210022-2018-08-22-16-23.jpg

仕掛けもあり、楽しく学べます。

8210024-2018-08-22-16-23.jpg

最近水城を調べたばかりの僕には、嬉しいサプライズ。

8210025-2018-08-22-16-23.jpg

模型と連動した中央のムービーは、わかりやすく、水城と大野城について述べられていました。
大野城跡にも行きたくなりますね。

8210021-2018-08-22-16-23.jpg

ただその興奮は、僕がたまたま水城についての事前知識を得ていたからであり、多くの人に価値を知ってもらうには、もう少しドラマティックなアピールが必要です。
がんばれ、ふるさと館!
奴国の丘資料館のボランティアのおじさんと協力して、もっと水城と大野城を注目させようじゃぁないですか。

8210023-2018-08-22-16-23.jpg

確かにこうした歴史的遺物・美術・芸術作品などは、利益を度外視しても管理し、守る必要があるでしょう。
でもそれを、これから先の人たちの、負の遺産にしてはいけないと思うのです。
歴史に興味を持つ人たちが増えはじめた今、ちょっとしたアイデアひとつで、プラスの遺産にできるはずです。

8210027-2018-08-22-16-23.jpg

幸い、福岡近辺は、神代の時代からの遺跡ネタには困りません。
ボランティアの人たちばかりに頑張らせないで、成せる力のある人に、もっと頑張ってほしいものです。

8210030-2018-08-22-16-23.jpg

3Fに行く途中に、土壁がありました。

8210032-2018-08-22-16-23.jpg

ああ、これは、あのパネルでがっかりだった、水城の「土塁断面ひろば」の土層標本じゃないですか!

8210031-2018-08-22-16-23.jpg

こんなところで逢えるとは、感激です。

8210034-2018-08-22-16-23.jpg

マジビビリした天智天皇が、当時の最新技術と、人員という人員を注ぎ込んで造らせた、筑紫最終防衛施設「水城」。
それは今も崩れることなく、姿を保ち続けています。

8210033-2018-08-22-16-23.jpg

さて、3Fにある特別展示スペースへやってきましたが、この先は撮影禁止でした。
なので、いただいたパンフの一面を紹介しておきます。

0606_face_tirashi_fix-2-2018-08-22-16-23.jpg

お世辞にも広いとは言えないスペースに、15分ほどで見終わる程度の展示物が並んでいました。
でもその一つ一つはとてもユニークで魅力的なチョイスでした。
解説も読みやすく飽きさせない工夫がなされています、素晴らしい。
欲を言えば、鏡張りにして裏面も見せてもらえると嬉しかったです。
でもあんな人面の土器が、すぐ近くの御笠川から発掘されていたとは知りませんでした。
チープ感のある人面土器ですが、「大野ジョー」くんとともに、当市のシンボルになり得るキャラクターだと思いました。

8210035-2018-08-22-16-23.jpg

館内にはショップがあり、イートインもできます。
コーヒーは焙煎世界一となった「豆香洞」さんの豆を使用。
嬉しい。
一般人が借りられるショップ棚が設けられているのも好感が持てます。
冒頭から辛口で失礼しましたが、素敵な箱物に仕上がっていると思います。
なのでこれからも、より良く充実した、市民が誇れる博物館となりますよう、願っています!

8210036-2018-08-22-16-23.jpg

1件のコメント 追加

  1. ピンバック: 大野城跡 – 偲フ花

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中