最近ちょっとハマっていることがありまして、ブログ更新が滞っています。
もといこのコロナ禍の中、新規の記事もさほどないのですが。
令和2年2月の中頃、鎌倉へ出かけてきました。
そろそろ旅行もヤバそうだな、と感じ始めていた頃でした。
住宅街の奥にひっそりと佇む「御霊神社」(ごりょうじんじゃ)を訪ねます。
と、僕をフレームに収めようと構える怪しげなおっさん集団が!
てへっ、照れるな。。
いえ、違います。
参道を線路が突っ切るこの場所は、江ノ電の撮影スポットであり、こうして撮り鉄さんが陣取っているのです。
当社は本来、平安時代後期に鎌倉一帯を治めていた「大庭」「梶原」「長尾」「村岡」「鎌倉」の平氏一族五家の祖先を祀っており、故に「五霊神社」と呼ばれていましたが、五霊が御霊へと変えられ、今の社名になっています。
そしていつしか、武勇の誉れ高い鎌倉権五郎景正ひとりを祀る神社になっていき、「鎌倉権五郎神社」(かまくらごんごろうじんじゃ)と呼び親しまれています。
鎌倉権五郎景正は、頼朝の高祖父である源義家に従い、後三年の役(1083年~1087年)で大活躍した人物です。
その時彼は16歳だったそうですが、戦いの中で右目に矢を受けてしまいます。
しかし景正は、刺った矢を折り取って射返し、敵を倒したのだと伝えられます。
里宮の風情あり、江ノ電も走る当社はとても心地よい場所でしたが、参道とはいえ境内、そこを線路でぶった切るのは神社の結界を破壊する行為だとする向きもあります。
そのような神社が意外と多く存在するのは、日本の聖域を弱めようとする思惑があるのだと、まことしやかに囁かれているのでした。
御霊神社からほど近く、「長谷寺」へやってきました。
長谷寺といえば僕には奈良は大和の長谷寺なのですが、ここ鎌倉のも有名なのだそうで。
境内に入ると梅などの花が美しく咲いています。
でもやはり、奈良の長谷寺の、あの長い回廊ほどの感動はなく、淡々と散策してしまいます。
まあ実はこの長谷寺、紫陽花の頃が一番美しいそうで、その時期に来てみないと真価を感じることはできないのかもしれません。
当寺の本尊は、一本のクスノキから彫られたという「木造十一面観音像」で、高さは9.18mと日本最大級を誇ります。
この本尊は寺伝によれば、大和の長谷寺の十一面観音像と同木から造られたとされています。
養老5年(721年)、奈良にいた「徳道」は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体を大和の長谷寺の本尊とし、もう1体を祈請の上で海に流しました。
その流された観音像は、15年後に相模国の三浦半島に流れ着きます。
天平8年(736年)、藤原房前が大和の長谷寺から徳道を鎌倉に招請し、十一面観音像を本尊として開山したのがこの鎌倉の長谷寺であると云うことです。
この伝承にちなみ、当寺は奈良の長谷寺に対し「新長谷寺」とも呼ばれています。
境内の一角に洞窟のようなところがありました。
狭い洞窟に掘られた数々の石仏は、なかなか見ごたえがありました。
さて、さらに長谷寺から歩くこと数分、あの「鎌倉大仏」にお目にかかりたいと思います。
鎌倉大仏を本尊とするのは「高徳院」(こうとくいん)。
鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院です。
寺院と言いましても、辺りにお堂らしき建物はありません。
元々はこの巨大な大仏をすっぽり覆う本堂がここにあったのだそうです。
鎌倉のシンボルとも言えるこの大仏は、像高約11.39mn、重量約121t。
開山、開基は不明であり、大仏の造像の経緯についても史料が乏しく、不明な点が多いと云います。
この大仏は、鎌倉期に流行した「宋風」の仏像の特色を示しており、体に比して頭部が大きく、下から見上げると凄い迫力を感じることができます。
右頬には金箔の名残もあり、往時には全身が金ぴかだったのだそうです。
背中には大きく、メカニカルな窓が二つ付いていました。
猫背で憂いを帯びて佇むその姿はまるでロボ。
大仏パンチでどうか、コロナを一撃して欲しいものです。
こんばんは。
神奈川育ちなので、鎌倉には学校のイベントで何度となく訪れていました。懐かしいです。近年の鎌倉はGWや紫陽花の時期に行くとあまりの大混雑で身動きが取れなくなるので、花より人混みを見ることになってますね。道が狭いので車も機能しなくなります。
大仏様ですが、夏に大仏様の内部に入ると、かなり暑くて蒸すため、酸欠や熱中症になるかもなので、あれが無かったら大変なことになるかと思います😅
余談ですが、日本の危機に際しては、京都駅が変形して巨大ロボになり、京都タワーを引っこ抜いてサーベルにして立ち上がる、と京都のタクシー運転手さんから聞きました(笑)
いいねいいね: 1人
この頃はまだ人の動きも普通に多かったので、道が混んでいたのに驚きました。
数キロの距離がなかなか進まなくて。
なるほど、夏に鎌倉大仏を見学すると、あの背中からブシュ〜ウってなってるのを見ることができるのですね!!
それから博多駅と福岡タワーをロボ化する案も、市長に提案しておきましょう!
来たるべき時、それは今!
コロナ大魔王の超不景気光線に打ち勝て!必殺ハイパーオーラスラッシュ!!!!!!!!
いいねいいね: 1人
背中のダクト、やはり来たるべき時にムクリと立ち上がり、異次元の高エネルギーを発する機関からの排熱を担う重要な構成要素であるとおもわれます。妄想でイデオンと繋がりました、はい、おっさんです。
いいねいいね: 1人
やはりあそこからは、ぶしゅ〜っと蒸気のようなものが吹き出るしかありませんよね!
僕は脳内ガンダムで楽しみましたが、さすがよっちゃんさん、イデオンで来ましたか。
なんだかよくわかんないけど無敵なオーパーツロボ。
敵もシュールだったのをうっすら覚えています。
来たるべき時、それは今。
今こそ立ち上がれ、鎌倉ダイブーッツ!
いいねいいね: 1人
グハハハハハw
やはり、ガンダムの前胸部の下向きのダクトですよね。
プシューもいいけど、ディーゼル機関車の発信音のドスドスヒュルヒユルであって欲しいと、ワガママでしょうか。または、デコトラの人工的なヒュルヒュル排気音、または漁船の加速時(誰か止めてー)
いいねいいね: 1人
笑
鎌倉大仏で、ここまで妄想を広げられるのは、もうロマンやん(笑)
これはもう海洋堂あたりにフィギュア化してもらう他ないですね、異次元の高エネルギー入りで!
いいねいいね: 1人