「ひぐらしの 山路をくらみ小夜ふけて 木この末ごとに紅葉てらせる」
日暮れの山道が暗いから、夜が更けてからは月が梢ごとに葉を赤く照らしているよ
太宰府の「竈門神社」(かまどじんじゃ)で、秋の紅葉に合わせてライトアップが行われていると聞いたので、行ってみました。
夕刻の竈門神社、平日もさすがの賑わいです。
この日の竈門神社の紅葉は、すでに枯れかけているものもあれば、まだ緑色をしたものもあり、バラエティに富んでいました。
竈門神社は駐車場から10分足らずで社殿に至ることができます。
が、まあまあ階段を登らなくてはならないので、運動不足の人には少ししんどい所。
ライトアップといえば「夜」なのですが、僕の経験上、日が沈む直前くらいが、一番きれいに見れる気がしています。
なのでこの日も日が沈む夕刻5時ごろ、訪ねてみました。
良い頃合いとなってきました。
紅葉の紅さが、いっそう増した気がします。
竈門神社と言えば「縁結び」。
太宰府天満宮は「縁切り」で有名ですから、高校時代、天満宮参道の脇を抜けて竈門神社まで徒歩で登って参拝したのを覚えています。
竈門神社の祭神は、「玉依姫命」(たまよりひめのみこと)。
「魂(玉)と魂を引き寄(依)せる」ということで、古くから「縁結びの神」として信仰されてきたということです。
縁結びとは、男女の「良縁」ばかりでなく、家族、友人、仕事、自然などとの良いご縁を結んでいただけるというご利益につながるのだとか。
霊峰・宝満山の里宮でもあるので、その霊験は新たかといえます。
竈門神社は、しゃれた授与所(社務所)でも有名です。
その裏手の展望所に行ってみると、美しい夕暮れの景色が広がっていました。
日本の秋は、ほんと良いです。
そうこうするうちに辺りは暗く、月も昇り始めました。
妖艶に姿を変える境内。
竈門神社は大宰府政庁の鬼門にある宝満山に、鬼門封じのために建てられたそうです。
宝満山は修験の山でもありますので、長い時の人の願いが降り積もったような山でもあります。
その麓にあって、当社は、全てを清らかに浄化してくれるような、慈愛を感じさせる神社です。
ライトアップに関しては、ここ最近、派手に演出されたものを見ることが多いですが、
当社のように、ささやかに、自然の美しさをそのまま浮かび上がらせるライトアップもまた、好感が持てます。
優しい秋の景色を、堪能することができました。
太宰府天満宮、夜だと随分幻想的なんですね。
楼門の写真、素敵です(^^♪
大宰府へ旅行した時、ちょうど、母親の友人の娘さんが、大学受験だったので、お守りを買った記憶があります(^.^)
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僕のお宮参りをした神社が天満宮ということで、とても縁深い神社なんです。
受験・厄払い、とお世話になってきましたが、学生の頃は2度ここでデートをして、直後に見事フラれたのは記憶に鮮明に残っています(笑)
梅の季節もきれいですよ。
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学業の神様だからですかね…(*_*;
梅、きれいでしょうね。
梅ヶ枝餅でしたっけ?名物でしたね。
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梅ヶ枝餅を売っている店はたくさんありますが、福岡人は皆、推し店があるんですよ。
僕の推しは「きくち」さんです。
梅ヶ枝餅は、皆、3個くらいぺろっと食べちゃいますね。
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そうだったんですか~(^.^)
「きくち」覚えておきます。
今度行く機会があったら、食べてみたいと思います(^^)/
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