座敷わらし【行】

投稿日:

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2015年秋、「そうだ、座敷わらしに逢いに行こう!」
何気にふと思いついたまま出かけた岩手旅行。
僕は果たして、座敷わらしに逢えたのだろうか?!
順を追って回想してみます。

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■2015年10月5日 PM7:00
岩手県二戸にある金田一温泉郷「仙養館」に着きました。
「仙養館」は座敷わらしに逢える宿のひとつとして、密かに噂される宿です。

金田一温泉郷は座敷わらしブームの火付け役となった「緑風荘」があるところですが、その「緑風荘」は数年前に火事で焼失しました。
(2016年5月14日再建・営業再開されています。)
また金田一温泉郷にある座敷わらしに逢える別の宿に「おぼない旅館」があります。
「おぼない旅館」は満室で予約が取れませんでした。

ちなみに盛岡にも座敷わらしで有名な宿「菅原別館」がありますが、1年前からの予約しか受けることができないらしいです。
予約の取れなかった宿もご対応はとても親切丁寧でした。
岩手の方たちの人柄が電話応対ひとつとっても、とても伝わります。

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さて「仙養館」に着くなり、すぐに女将さんがお迎えに来てくれました。
女将さん曰く、「このあたりでもわらしさんの写真が良く撮れますよ」と駐車場付近を案内してくださいますので、とりあえず僕もシャッターを切ってみます。
すると上の写真の屋根の部分に光の筋が写っていました。
これは、虫かなんかが写ったのだろうと、そう思うことにします。

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入り口に入ると、宿泊客が置いていった人形やらがたくさん並んでいました。
女将さんがお客さんの体験談を記したノートや写真を見せてくれます。
オーブがめっちゃ写っていました。

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「暁の間」に泊まります。
ここがよく「わらしさん」が遊びに来る部屋だそうです。

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この鏡台が映った写真をネットで見ました。
写真にはオーブがたくさん写っていました。
が、今のところ変化はありません。

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PM7:30
「なにこれーっ!」ってくらい豪華な食事が部屋に運ばれてきました。
郷土料理の「ひっつみ」が最高に旨いです。

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まったりと部屋を眺めてみます。

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PM8:00
持ってきたラジコンで遊んでみます。

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15分ほど遊んでみましたが、「わらしさん」からのアクションは特にありません。
飽きてきたので風呂に入りに行こう。

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やや薄暗い廊下を進みます。

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卓球場もありました。

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「わらしさん」はいるのだろうか。

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PM8:30
風呂に入ります。とても雰囲気ある風呂です。

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写真は朝風呂の時に撮影したものです。

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PM9:15
部屋に戻りました。
部屋の物が勝手に動いていたりはしていない。

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やはり写真にも特別何か写っている気配はない。
オーブ出てこないです。

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PM9:40ごろ、急に眠気がおそいます。
急いで布団を敷いて就寝。

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AM12:30
体が火照って、あまりの暑さに目がさめました。
暖房は寝る前に切っています。
10月の岩手の夜はすでに冬の寒さ。
しかし体は汗ばんで寝苦しい。

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10月6日AM5:00
完全に目がさめました。

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AM6:00 朝風呂に入ります。

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AM7:00 朝食です。

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AM8:00
「わらしさん」に逢えた感触のないまま、「仙養館」を後にします。
持参していた「座敷わらし」人形を入り口の棚に置いてもらいました。

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■AM8:15
焼失した「緑風荘」の跡地に座敷わらし「亀麿くん」の神社があります。

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やはり金田一京助先生ゆかりの地であったか。

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「亀麿の足湯」なんてのもあります。

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「亀麿神社」は思った以上にしっかり神社していました。

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杜を抜けて社殿へ。

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狛犬も愛嬌があります。

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持参した駄菓子類を献上し、

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鈴を鳴らして二礼二拍手一礼でご挨拶。

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一礼の後、ふと顔を上げて神社を見た瞬間、

「カラン」
風もなく、誰も触ったわけでもないのに、鈴が1回鳴りました。

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ひょっとすると「亀麿くん」は側に来てくれていたのかもしれません、ね。

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■10月6日PM7:00
2日目の宿泊地「民宿わらべ」に到着です。
岩手県遠野市の早池峰山中にあるここは、座敷わらしと縁の深い「早池峰神社」と目と鼻の先にあります。

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とても気さくなご主人がお出迎えしてくれました。
早速2階にある部屋へと案内いただきました。
と、ここで「ガタガタ」っと地震のような揺れが1回。

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本日宿泊の部屋がここ。
まさにという感じ、「ざしきわらし」の間です。
1階にある他の部屋にも「わらしさん」はやってくるらしいですが、2階のこの部屋が一番お気に入りみたいです。

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さもありなん、と言わんばかりのシチュエーション。
わらしさんと遊んだ記念にと、置いて行かれたぬいぐるみや人形がずらりと並んでいます。

荷物を降ろして整理していると、再び「ガタガタ」と2回続けて大きな揺れがありました。
地震でしょうか。

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PM7:30
ご主人が数冊のノートを持ってきてくれました。
「わらしさん」体験談などを綴った宿帳です。
テレビなどはなく、携帯の電波も圏外なので宿帳を眺めて時を過ごすことにしました。

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PM8:30
薪ストーブがある1階を通り、風呂に入りに行きます。

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手造り感のあるお風呂。
山深いこともあり、辺りは冷え込んでいますので、温かな風呂が天国のようです。

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PM8:50
風呂ですっかり温まり、気分良く部屋に戻ろうと階段を上っていると、
今度は「バタバタっ」と部屋の方から慌てて誰か逃げるような気配がありました。
これはひょっとして。。
かなりドキドキしつつ、そっと部屋を覗いてみます。

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う~む、特に変化は感じられませんでした。

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PM9:00
ラジコンで遊んだりして時間を過ごします。

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PM9:20
不意に持ってきていた駄菓子が気になりました。
「わらしさん」に遊びに来てほしくて、駄菓子をテーブルに広げて置いていました。

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あれっ!?
何か違和感を感じます。
よく見てみると

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なぜか一粒無くなってるし。

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PM10:00
衝撃の事実にビビりながらも、そろそろ寝ようかと布団に横になります。
何気なく向かいの棚を見ていると、3つあるモビールのうち、なぜか真ん中のモビールだけがくるくる回っていました。
天井から下がった両サイドのモビールはピクリとも動いていません。
風もありません。
なのに、ああ、何かアレだけ回ってるなーと思いつつも電気を消して床につきます。

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AM12:30
今夜もあまりの体の熱さに目がさめます。
昨夜の「仙養館」と同じです。
部屋はすっかり冷えているのに、体が熱い。
布団をはだけて、寝相悪く寝てしまいます。
そして寝ていると、サーっと太ももあたりを誰かに触られたような感じがした、かもしれない。

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10月7日AM4:30
目がさめました。
AM5:40
外に散歩に出ます。

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宿の裏手には綺麗な川が流れています。
そういえば、部屋の中にも川のせせらぎがずっと響いていました。

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暖かいシーズンは釣り宿として人気の「民宿わらべ」。
冬は雪が深いため11月には宿を閉じてしまうそうです。
今回宿泊できてラッキーでした。

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一足早く紅葉を迎える山中で、近くの「早池峰神社」に早朝参拝をしました。

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AM7:00
朝食をいただきます。

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AM8:00
「民宿わらべ」を後にします。
とても温かい人柄のご主人と奥様に見送っていただきました。
今回の旅行で、特に心地よい宿でした。

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この日は1日遠野を散策します。

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■遠野駅前の4つの信号機の上に「わらしさん」がいるのを発見しました。
それぞれ向きが違います。

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これは四辻に人が立ち、順番に前にいる人のところへ行って肩に触れると、
4人目の人が、いないはずの5人目の人に触れるという遊びをモチーフにしています。

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PM1:00
「とおの物語の館」へ行きました。

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とおの物語の館は、昔話を映像や音声で楽しむことができる「昔話蔵」、語り部による昔話を聞くことができる劇場「遠野座」、

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そして柳田國男が宿泊した高善旅館と晩年を過ごした母屋を移築した「柳田國男展示室」を中心に構成されています。

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柳田國男展示では、遠野物語が生み出された背景を見て感じることができます。

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かつての造り酒屋の蔵を利用した遠野座では、語り部のおばあさんから昔話を数話聴きました。

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遠野弁で語る昔話は半分ほどは何を言っているのかわからないのに、
物語のストーリーはなんとなく分かってしまうという不思議なものでした。

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最後の語りでおばあさんは「座敷わらし」の話をしてくれました。
語り終えるとおばあさんは「ここに行けば、必ずわらしさんがいらっしゃいますよ」と付け加えられました。
その場所は「早池峰神社」の横にある廃校になった小学校。
実は今朝訪れたところでした。

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PM4:20
語り部のおばあさんの話がどうしても気になり、僕は再び山中の「早池峰神社」とその廃校へ足を伸ばしました。
廃校内は地域の交流場になっていて、僕も入れていただきました。
確かに何か気配を感じつつ、日も暮れ出したのでなごり惜しみながら下山することにします。

PM5:30
携帯の電波が届くところまで下りると1通のメールがiPhoneに届きました。
帰りの航空便欠航のお知らせです。
まじか。
台風が来ているということでしたが、なんだか引きとめられてしまった感じが、その時しました。

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■PM7:00
この日の宿、「民宿とおの」に到着。

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今回の旅では、最も洗練された雰囲気の宿です。
明るいご主人に状況を話し連泊させていただけることになりました。
帰宅便は2日後しか取れず、「民宿とおの」で2連泊、空港のある花巻で1泊確保することができたのは幸いです。

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部屋は「早池峰」。
「わらしさん」とのつながりを感じます。

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部屋はいたって簡素です。

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PM7:15
早速夕食をいだたくことにしました。
囲炉裏のある大きな部屋で食事です。
内容もとてもゴージャスで、郷土料理がずらりと並びます。

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「民宿とおの」では「自家製どぶろく」が何よりの自慢とか。
酒に弱い僕ですが、ついつい1合だけいただきました。
アルコールの効いた甘酒のような感じで、とてもフルーティです。
飲みやすかったですが、後から酔いが襲ってきました。

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なんとか部屋に戻り、酔いを醒まします。

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PM8:30
風呂に入り、部屋に戻ります。

PM9:20
床につきます。

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AM12:00
またしても体の熱で目がさめました。
足元をはだけて、なんとか眠りにつきます。

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10月8日AM8:30
現代風曲がり屋の「民宿とおの」をいったん出て今日も遠野で1日過ごすごとにしました。
二日目の夜に通された「物見」という部屋と翌日花巻の宿泊先では、寝ていて体が熱くなることはなく、ぐっすり熟睡できました。

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■記

今回の旅で「座敷わらし」に逢えたのか?!
具体的な、座敷わらしの姿を見ることはありませんでした。
でもそこに、何かの気配を感じたような気はしていますし、ちょっと不思議な体験はいくつかありました。
まあ、こういったことは信じたほうが楽しいのは間違いないです。

付け加えさせていただくと、今回お世話になった全ての宿でとても温かいおもてなしをいただきました。
岩手の方々の心温かさを、とても感じます。
また不思議なことに「ドキドキ感」はありましたが、「怖い」と感じることは無かったです。
とても居心地の良いひと時を過ごさせていただきました。

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