宗像の隣の福津市、その住宅街を抜け、山の麓へ入り込んだところにひっそりと「縫殿神社」(ぬいどのじんじゃ)はありました。 応神天皇の頃、呉の国(中国)から4人の織媛が宗像にやってきます。 媛の名は兄媛(えひめ)、弟媛(おと…
カテゴリー: 神功皇后紀
織幡神社~神功皇后紀 2
激しい潮流の中、関門海峡を越える熊鰐は焦っていた。大王が留まられている豊浦宮が賊に襲われたというのだ。しかもそれは、新羅の塵輪という者が扇動し、この熊鰐が治める筑紫を抜けて事を成したという。その被害は甚大で、弓の名手と謳…
忌宮神社~神功皇后紀 1
7月5日 豊浦の浜に女が立っていた。 女はおもむろに衣服を脱ぎ捨て、海の中へするりと入っていく。 あまりに自然になされるその光景に、人々は息を飲み、ただ見つめていた。しばらくして女が岸へ戻ると、手にしていたのは光り輝く二…