長崎の冬の風物詩に、「長崎ランタンフェスティバル」があります。
もともとは長崎新地中華街の人たちが中国の春節(旧正月)を祝う行事だったそうです。
この時期になると、長崎中華街を始め、街中がランタンで覆い尽くされます。
期間中は長崎の数カ所に会場が設けられますが、一番華やかなのは中華街を抜けた先の「中央公園」で、多くの人で賑わっています。
公園の中心にはちょっとびっくりするものがあります。
本物のブタの生首です。
る祭壇の奥に祀られているのは神格化された関羽さんです。
中国では関羽は亡くなったあと、商売繁盛・金運招来・悪霊退散の神として奉られています。
豚の額に刺さっているのは尻尾です。
「あなたのために、豚一頭を頭から尻尾までまるごと使ってお料理を致しました」とお客様を歓迎する意味が込められてるそうです。
舞台では中国の獅子舞が始まりました。
ハデ可愛いです。
そしてこいつ、
伸びます。
中身、見えちゃってます。
とにかくハデなお祭りです。
でも本場中国の観光客もたくさんに見に来ているのが面白いです。
自国で本物の祭りを見ないのでしょうか。
と、ハイライトの龍踊りが始まったようです。
すごい迫力です。
次々来ます。
とても生き生きと動きます。
銅鑼の音ともにぐるぐる回ります。
簡単そうに操っていますが、めちゃくちゃ重たいそうです。
とぐろを巻き始めました。
コワい。
走って、
回って、
フィナーレ。
長崎ランタンフェスティバルはとても寒い時にありますが、熱気ほとばしる夜でした。