例年より早めの梅雨入り。
雨の合間の太宰府天満宮を歩いてみました。
コロナ禍の夕暮れとあって、人影はまばら。
赤い太鼓橋は異界への入口のようです。
今日は特に出かけるつもりはなかったので、愛機のPEN-Fはお留守番。
iPhoneのカメラで撮影しています。
夕方6時を過ぎていたので門は閉まっています。
それにしても日が長くなりました。
太宰府天満宮境内には、見過ごされがちな末社がたくさんあります。
楓社は公の正室・宣来子(のぶきこ)姫を祀ります。
お隣には柿本人麻呂を祀る人丸社。
彼は一時、太宰府に出向していますが、それを思わせる場所は今のところここしか知りません。
そのさらに横に、「和魂漢才碑」という石碑が。
菅公の学識と教学を適切に言い表した言葉で、漢学に精通しつつも日本精神を失わないようにとの意味が四文字に込められています。
多くの人に、とくに今の日本のお偉い方々に知って欲しい言葉です。
菖蒲池では花が少し咲き始めていました。
今年は全般に花の時期が前倒しのようでしたが、菖蒲に関しては遅めの開花のようです。
それにしても、iPnoneのカメラ性能はすごいレベルにまで達しています。
代替機として十分。
特にナイトモードが楽しいです。
暗くてもくっきり。
僕のは11Proなので広角は通常モードになりますが、その少しボケた感じも味わいがあります。
ついでに足を伸ばして、那珂川の現人神社へ。
真夏に風鈴が飾られる当社には、風車が並べられていました。
梅雨の合間の清涼を感じるひとときでした。
綺麗な風景ありがとうございます。
今年は、母親の骨折で神社巡りをなかなかできなかったので、いろんな風景をアップしていただいた際に、拝見させていただいています。
現人神社は、アオバズクが子育てしてて、例年カメラマンの方々がシャッターチャンスを狙ってますよね。
今年も、ちょっと見に行ってみたいところではあります。
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neko3hktさん、こんにちは。
お母様大変ですね。骨折の治癒には時間がかかります。
現人神社の境内にひときわ大きなくすのきがあり、夜訪れると大きめな電飾が付いていて、大きなクリスマスツリーのように見えます。
そこにアオバズクが眠っているのかもしれませんね。
なかなか遠出はできませんが、近場にもたくさん綺麗な風景がありますので、今はそれを眺めて過ごしています♪
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CHIRICO様
ご心配、ありがとうございます。
骨折自体は昨年12月なのですが、高齢(87歳)ということもあり、骨粗鬆症で骨が脆くなっており、圧迫骨折を数度繰り返しました。
コロナ禍で入院も控えたので、私自身、介護の大変さを身をもって知ることとなりました。
3ヶ月程寝たきりに近い状態を送ったのですが、過去20年ほど、市民プールで水中歩行を続けてくれていたことが幸いし、(足は弱ったのですが)今でも自分の足できちんと歩いてくれています。
ところで、梅雨の大宰府天満宮も味があってよいですね。太鼓橋の写真の雰囲気はゾクッとするものがあります。
道真公がお亡くなりになって、牛車で道真公の遺体を運ぶ途中、牛が止まってしまい、「道真公がここに葬ってほしい」と解釈した当時の人々が、道真公の墓が立て、その後、太宰府天満宮になったということですが、そうであれば、道真公のお墓がありそうな気が刷っるのですが、あまり注意してみたことがありませんでした。
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87歳でご自分の足で歩いておられるとは、お母様も頑張ってあるのですね。
数々のお客様を拝見していると、足を弱らせた方から、老け込んでいかれてあるように思います。
いつまでもお元気でいて欲しいですね。
道真公のお墓は、太宰府天満宮の本殿の中にあって御神体となっているようです。
生前住われた大宰府の宮は政庁跡近くの榎社で、公はほとんどそこから出ることは出来なかったとのこと。
大宰府には息子と娘がついて来たようですが、二人とも亡くなり、それぞれの墓と云われる場所も残っています。
https://omouhana.com/2019/02/06/太宰府・紅姫供養塔/
妻の宣来子は東北の岩手で亡くなったとの伝承があるようです。
榎社の近くの民家には、道真公を慕って京都から飛んできたという飛梅の原木もありますよ。
https://omouhana.com/2019/02/07/太宰府天満宮・飛梅/
馴染み深い太宰府の天満宮と街並みですが、まだ僕の知らない場所もあったり、新鮮な景色を見せてくれたりして、いつも驚かされます。
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5月なのにジメジメとした日が続くと、こういう清涼感のある風景は気持ちまで爽やかになります!!
花手水、初めて見ました。粋な計らいですね☆ 去年の記事を拝見すると季節によって花を変えていて、
趣があります♪
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昨年から、手水を使えなくなった全国の神社でちょいちょい見かけるようになりましたね。
花もお安くはないでしょうが、少しでも心地よく参拝できるよう心遣いなのでしょう。
もともと花手水は京都の方の神社で紫陽花を浮かべたことから始まったようですので、そろそろいろんな神社で見ることができるのではないでしょうか^^
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素晴らしい配慮です。自然に感謝している日本人の心の表れのような気がします。
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