阿波土柱

投稿日:

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土柱(どちゅう、earth pillar、hoodoo)は礫や砂からなる段丘礫層(土柱礫層)が風雨により侵食され柱状になったもの。土柱が生成される条件としては直立した崖をつくる礫層があることや、頂部に侵食抵抗性のある地層があることである。悪地地形の一種である。
日本では、「世界三大土柱」として、ティロル地方(イタリア)・ロッキー山脈(アメリカ)・徳島(日本、「阿波の土柱」)があげられることがあるが根拠は不明である。

Wikipedia

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てなことで、土柱ってきました。

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「阿波の土柱」(あわのどちゅう)は、徳島県阿波市阿波町桜ノ岡の町中から少し外れた山中にあります。

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昭和9年(1934年)5月1日に国の天然記念物に指定され、日本の地質百選、四国八十八景7番、とくしま88景に選定されている景勝だとのこと。

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阿波の土柱は800年に発見されたとの記録があるそうで、吉野川によって作られた砂礫層が侵食されて出来たものだと言われています。

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それがこれ。

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ガイア、そそり勃つガイア!

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これは波濤嶽(はとうがたけ)と名付けられ、そそり勃つこれらのガイアは高さ10m前後あるそうです。
へ~そうなんだ~。

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ところで先ほどから「お~い」「やっほー」と僕を呼ぶ天の声が。
おわかりだろうか。
左上、

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そこかーい。
カップルがイチャコラしていました。

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公衆の面前でイチャコラするカップルは葬らなければなりません。

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イチャコラ許すまじ。

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途中、少し横から眺める、上の展望台がありました。
まだいるな、よし。

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薄暗い道を急ぎます。
実はもう日暮れまじか。このまま日が暮れたら、イチャコラカップルはナニをしでかすかわかりません。ナニをしでかすのか。

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イチャコラに対する憎しみが、僕を突き動かします。
きつい坂だって登ってみせる。

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登り着きました。

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廃墟と化した土柱みやげやさん。

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くぉらーイチャコラしやがって、うらやましいぞー!!

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と既にイチャコラカップルの姿はありませんでした。
ふっ、逃げたな。

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我にかえるとこの高さ。
先の展望台が豆のようです。

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さっきはふ~んなんて思ってましたが、上から見るとなかなかのタマヒュン具合です。
手すりなどありませんから、イチャコラカップルが背後から襲ってきてはひとたまりもありません。

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横から見ると地層がくっきり。
阿波土柱は、約130万年前にこの地が吉野川の川底であったときにできたものだということです。
その後の地形変動で底部が盛り上がり、風雨にさらされて固い部分が残ったと。
土柱は生まれる状況そのものが世界的に珍しく、そしていつかは失われゆくもの。
そんな奇跡の土柱が徳島の町中にひっそりとあるのでした。

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土柱はライトアップもしているというので夜土柱ってみました。

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道がこわすぎる。

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そして夜土柱の不気味さよ。
加えてイチャコラップルに遭遇でもしたら目も当てられないので、早々に退散です。
最後に一曲。日向歩(ヒナタアユム)の『未練の阿波土柱』お聴きください。

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追記。
土柱ったあとは晩飯さがしで、たどり着いたのが「うまいもんや海鮮市場おかだ」さん。

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月曜日は刺盛半額デーっ!ってことで、『一番人気の〈特上〉新鮮!お刺身10品盛り合わせ!!』を迷わず選択。

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こちらは日によってスペシャル企画をご用意されていました。
が、月曜日が一番お得なんじゃない。
わくわくして刺身が出てくるのを待ちますが、それだけでは心許ないので、もうひとふた品、何かを注文しようと待っていたら、

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なんじゃこりゃ~、お・お・ざ・ら。

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恐ろしい。。これを一人で食べきれと。。食べるけども。
どれも超厚切り、そしてうまい。

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正真正銘の半額以下のご奉仕、当たり前に頼んだら3000円どころか、4,5千円くらいはするんじゃないのー。

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もうお刺身で腹パンパンでしたが、これが気になって仕方ない。
大将一押し!最後の〆のみメニュー〔匠の味〕天然真ダイのだし茶漬け~~~☆

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さすが匠の味!だしがマジ旨い、そして地味にガリも旨い。
ごっちゃんでしたぁ、満足ですぅ~。
お店の人に感謝のご挨拶をしたら「今日は月曜日でおとくでしたね♪」と奥さまがおっしゃってくださいました。
いやぁもうお得なんてもんじゃないですよ、店の売上大丈夫なのか、心配するレベルでした。

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5件のコメント 追加

  1. Nekonekoneko より:

    どこか懐かしい風景だと思ったら、いつか見た旅行の面影…土柱みやげ店舗で思い出しました。元夫と一緒に行った場所です。元夫は上で写真を撮影する為に喜び勇んで登っていった。そして結局、土柱みやげの写真だけを撮影して帰っていった…各所の写真はまさに当時の阿波の土柱の記憶そのものです。しかし私はそれが何年前の旅行なのかを忘れた🐥

    いいね: 1人

    1. CHIRICO より:

      おや、nekoさんの淡い思い出の場所でしたか。当時は土柱みやげ店は現役だったのでしょうか。nekoさんも登ってみたら良かったかもですよ。

      いいね: 1人

      1. Nekonekoneko より:

        もちろん登りましたよ元夫と一緒に🐥当時も土柱みやげ店は写真そのまんまの廃墟でした。淡い徒労の思い出でした元夫は元気でしたが私はなんだか疲労🦑元夫は高所恐怖症しかし高台は好き…

        いいね: 1人

  2. asamoyosi より:

    CHIRICO様 いつもありがとうございます。

    土柱を見に行かれたのですね。うらやましい・・・。
    四国は88所巡礼で行ったものの、他のところには目もくれず、ひたすらお寺を回っただけでした。
    いつものことですが・・・。

    実は土柱は私が四国で一番行ってみたいところなのです。
    歌入りのブログを拝見し、ますます行ってみたくなりました。

    それにしても、イチャコラカップルさんをとても気になさっていたこと、
    CHIRICO様の思わぬ一面を垣間見ることが出来て、とても楽しく拝見しました。

    私たちが行ったときもイチャコラカップルさんが出現するでしょうか。
    楽しみです。
    asamoyosi

    いいね: 1人

    1. CHIRICO より:

      asamoyosi様、コメントありがとうございます。
      そうでしたか、実はこの日とった宿が土柱まで徒歩3分という所でした。私はこれまで土柱というものを知らず、宿を探していて偶然見つけました。
      この後出かけた食事の店がまたびっくりで、後でこの記事に追加しておきます。
      最近仕事に遊びに忙しくて疲れが溜まっており、ついアホな記事を書いてしまいました。カップルが土柱の上から声かけてきた時、手を振ってあげると喜んでいました。土柱は下から見るのも迫力ありますが、やはり上から見た景色は圧巻です。15分ほど坂道を登りますが、機会があればチャレンジされることをお勧めします。

      いいね: 1人

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