チームラボ かみさまがすまう森 in 御船山楽園

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佐賀県武雄市にある「御船山楽園」にてここ数年、夏の期間に『チームラボ かみさまがすまう森』というライトアップが行われているので、訪ねてみました。

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御船山楽園といえば、仙境を思わせる岩山「御船山」の麓にある庭園で、特に春のツツジ咲き乱れる景色が圧巻です。

https://omouhana.com/2017/04/24/御船山楽園/

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二つの峰を持つ御船山は、その形状から、神功皇后の船が山になったという伝説があり、名の由来となっています。
御船山楽園の反対側麓にある武雄神社には、神秘的な「武雄の大楠」があり、まさに「かみさまがすまう森」の雰囲気をまとっています。

https://omouhana.com/2017/09/29/武雄神社・武雄の大楠/

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「チームラボ」というのは、東京に拠点を置く、「サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供」するという、クリエイティブチームのこと、のようです。

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最近では、福岡城のライトアップなど、その名をよく耳にするようになりました。

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さて、御船山楽園の正門に入ると、御船山の岩肌の下に、大きな池が見えます。

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そこに浮かぶ一艘の舟。
漕ぎ手の動きにあわせて、カラフルな光が水面を舞っています。

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よく見てみると、その水面の光は鯉を投影したものでした。

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ゆったりとした音楽とともに、光の鯉が泳ぎ回ります。

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と、おもむろに音が高揚し、鯉が高速で泳ぎ始めました。

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そして一瞬のうちに光が溢れ出し、水面をカラフルに彩ります。

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「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats」と題されたこの作品、素晴らしいです。
一気に作品の世界に引き込まれてしまいました。
しかしこのドローイングが始まるまでの間隔が、演出ゆえか、だいぶ開きがあるので、つい知らずに通り過ぎてしまう人もいるかも知れません。

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この展覧会のコンセプトは、「連続する生命の形」。

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50万平米にも及ぶという、広大な御船山楽園の敷地を舞台にした作品です。

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当園は造られた庭園と自然の森との境界線は極めて曖昧で、つい知らずに森に迷い込むような、そんな不思議な感覚を楽しむことができます。

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「生命は連続する光 – ツツジ谷 / Life is Continuous Light – Azalea Valley」
御船山楽園の一番の見どころであるツツジ谷は、呼吸するように黄金色に明滅する光で演出されています。

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神秘さを感じる光景ですが、神の宿りし背後の岩山が、光量が少ないのがもったいない感じでした。

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「グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち / Graffiti Nature – Living in the Ruins of a Bathhouse」
通常は廃墟となっている湯屋の中に入ります。
するとそこは、光の洪水になっていました。

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入口には、蝶や花、鳥やトカゲといったイラストを書くコーナーがあります。
そこで色を塗ったイラストをスキャンしてもらうと、自分の絵が館内を動き回るというアトラクションです。
ちなみに上の写真は、僕がカッコ良く仕上げたつもりのイラストですが、これは失敗です。

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なぜなら線が細いと、はっきり投影されないからです。
ベタ塗り、それが正解でした。

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廃墟の中を、光の生き物が這い回ります。

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その中で2頭のクジラが、悠々と泳いでいました。
細田 守の「サマーウォーズ」を彷彿とさせますね。

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「夏桜と夏もみじの呼応する森 / Resonating Forest – Cherry Blossoms and Maple」
チームラボのプロジェクトコンセプトの一つに「Digitized Nature ~自然が自然のままアートになる」というものがあるそうです。

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「周辺を知覚することやネットワークといったデジタルテクノロジーも、光や音なども、非物質なマテリアルである。そのような非物質なマテリアル、つまりデジタルテクノロジーは、自然を破壊することなく、生きたまま自然をアートにすることができる。
そして、自然が長い時間をかけて作ったその造形そのものを使うことで、人間が普段知覚できない、長い長い時間を感じることができるのではないかと考えている。」
と唱ってあります。

https://www.teamlab.art/jp/concept/digitizednature

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「かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock」

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「岩壁の空書 連続する生命 – 五百羅漢 / Rock Wall Spatial Calligraphy, Continuous Life – Five Hundred Arhats」

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「呼応するランプの森 / Forest of Resonating Lamps」

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近年世界中から注目されているという本展。
そこには自然をそのままの状態で、光と音を加えることで別次元のアートを完成させていました。

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幻想的な森の丘を登ると、

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花見台へとたどり着きました。
心地よい風が吹いております。

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本音を言いますと、本展に限らず、僕はライトアップされたものより、自然の光に照らされた景色の方に、美を感じます。
特に最近主流のLEDの光は固すぎて、自然の持つ優美さを十分に引き出しているとは思えません。
しかしそれでも自然を自然のままアートにする、その試みにはとても興味をそそられました。

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