皆様とは、少しずらしてのお盆休み。
神からいただいた貴重な三連休。
わくわくの三連休。
のはずだったのだが。。。
能のない政府のコロナ政策はもういいとして、この豪雨は予想外だった。
幸い僕は無事だが、久留米や武雄の様子はかなりひどいし、まだ油断できない。
結局2日間はグダグダと過ごし、最後の1日くらいは出かけようと、那珂川の新しい水瓶「五ケ山ダム」(ごかやまダム)まで足を運んでみた。
那珂川上流を目指す途中、見たことのない祭壇を発見した。
神功皇后の御立石、そんなものがあったのか。
裂田溝開墾の時、皇后がこの石に乗り指揮をしたのだとか。
それよりも別名の「ツキガタ石」の方が気になります。
土雲族に関連した磐座なのではないだろうか。
五ケ山ダムは二級河川・那珂川水系那珂川に建設された、重力式コンクリートダム。
1983年に工事が着手され、2018年に竣工した。
堤高102.5m、堤頂長556.0m、総貯水容量40,200,000m³。
下流の南畑ダムと上流の脊振ダムの中間に建設され、これでトリプルダムによる那珂川のジェットストリームアタックが可能になった。
雨が小ぶりになっていたこと、道が整備されていることを鑑みて、ここまでやってきたが甘かった。
来る途中の車道は土砂崩れで片側通行になっている場所が2箇所ほどあり、ダム湖を取り囲む対岸のメイン道路は何か深刻なダメージがあったのだと思われ通行止めになっていた。
なのでとりあえず迂回路側のパーキングに車を停めて、ダム湖畔に佇んでいる。
何ゆえ今日来たのが五ケ山ダムなのか。
というと、僕は仕事で水魔法を使う、なので水瓶の貯水具合が気になりがちなのだ。
水がないと、仕事がやっていけない。
春から梅雨が過ぎるまで、福岡にはほとんど雨が降らなかった。
水瓶も空っからになりかけていたのだ。
やばいなと思っていた頃合いだったので、この雨は恵みの雨といえばそうだった。
が、やはり極端ではある。
それともうひとつ。
僕は心が荒むと、死を感じたくなることがある。
それには霧と風があるところが良い。
できれば脊振の山頂を目指したいところだが、さすがに今日はリスクが高い。
真っ白な世界を眺め、吹き荒ぶ風に身を委ねていると、死に近い感覚を得ることができる、気がしている。
時折、鳥の鳴き声も聴こえてきて、心地よい。
そしてなんと美しい。
死は僕にとって、畏ろしくもあり甘く美しいものでもある。
世界が明日、僕の命を奪うとしても、僕はそれを甘んじて受けよう。それは構わない。
美が僕を殺すというのなら本望だ。
しかし、愚鈍な輩が僕の時間を支配しようなどとは甚だ許し難い。
一年半、何をしていたのだお前たちは。
本当に日本が終わるぞ。
チンケな保身ばかりでは胸のバッジが笑えてくるわ。
お前たちの仕事は国と国民の暮らしを守る崇高なものではないのか。
などと言ってもミリも響かないのは分かっているので、別にそれはもういい。
ただ僕は、残された世界で、限られた時間を君と共にありたいとだけ願う、それだけだ。
僕は何度も五ケ山ダム周辺にやってきてはいるが、今日初めて、ダムの上まで歩きたくなった。
今日ならそこには、誰もいないのだろう。
ダムは山を切り開き、集落を含む谷の自然を水底に沈めてしまう。
五ケ山ダムの建設行程を見ながら、僕はその光景に胸を痛めた。
しかし何故か僕は、このダムという人の傲慢の産物にだけは、一つの敬意を払っている。
すごい技術だ。
人の飽くなき努力の結晶だ。
自然を破壊しながら、新たな自然を育み、人工ではあるが美しい湖の光景を生み出している。
あの醜悪さの塊しかない、メガソーラーなどとは雲泥の差である。
メガソーラーはとっとと滅びたらいいのに。
やあ、来てよかった。
無意味になりつつあった連休も、少し気分が晴れた。
もう少し風に当たったら家に帰ろう。
そして明日からまた生きていける。
雨の後の五ヶ山に行かれたんですか!
危ないじゃないですか。
ご無事で何よりです。
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ご心配おかけします😅
大丈夫かな〜って行ってみたんですが、途中の道路で小規模ながら崖崩れなんか起きていてヒヤッとしました。
色々と煮詰まっていて、それに加えて何もできない三連休に頭を冷やしに向かったのですが、肝を冷やしてきました。
時々霧や雲を無性に見たくなるんですよね。
でも人様に迷惑をかけないようにしなくてはですね。
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マイナスイオンたっぷり、リフレッシュできたようで良かったですね☆
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ぶわ〜っと風に吹かれて、いろんなくすぶりを吹き飛ばしてきました(笑)すっきりです😊
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